大舩真言 : 美術家
1977年生まれ。2001年、京都教育大学特修美術科日本画専攻研究科修了。和紙や岩石に岩絵具を塗り重ねる伝統と現代の融合した独自の作品は、これまで美術館やギャラリーに止まらず国内外の世界遺産や、教会、寺院などでも展示され、作品と場との相互作用によって生み出される臨場感漂うインスタレーションは、他に類を見ないものとして国際的に高く評価されている。平成27年度文化庁新進芸術家海外研修員として1年間パリに滞在。2018年にはフランス・パリで開催された大規模な複合型文化芸術イベント「ジャポニスム2018:響きあう魂」の公式企画の舞台公演(会場:フィルハーモニー・ド・パリ)で、新作「VOID」によるインスタレーションを行うなど幅広い活動を展開している。
近年の主な個展としてMAKOTO OFUNE(OLIVIER MALINGUE|ロンドン'20)、WAVE(YOSHII GALLERY|ニューヨーク'17)、Particules en Symphonie(St-Merry教会|パリ'16)ほか、グループ展 blue.(Nassau County Museum of Art|ニューヨーク'20)ON THE ART OF BUILDING A TEAHOUSE(Neues Museum Nürnberg|ニュルンベルグ'17)、ほか多数。パブリックコレクションには、ザ・リッツカールトン京都、フォーシーズンズホテル京都やVilla La Coste|Château-La-Coste(フランス)など多数。