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> スライドショー動画チャンネル「KYOTO SLIDE SHOW」
スライドショー動画チャンネル「KYOTO SLIDE SHOW」
ジャンル
美術
音楽
形 態
京都在住3人のアーティストによるスライドショー動画チャンネル「KYOTO SLIDE SHOW」公開
特設サイト
https://mupic.jp/kyotoslideshow/
動画チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCtYHagU2klXEH9iaaOY_Mrg
「KYOTO SLIDE SHOW」は、京都在住の写真家・芸術家が、京都を被写体に独創的な視点で写真を撮影し、それらを基に創造的なソフトウェアを使ってスライドショー動画作品を制作して、配信するプロジェクトです。
ご存知のように新型コロナウイルスの世界的大流行の影響により、京都を含めた観光都市は、大きな被害を受けています。まだ渡航禁止の国々も多く、そもそも外国旅行に行くことすら難しい状況にあります。それ以前は、「オーバーツーリズム」と言われるほどの殺到ぶりであったことを考えると、時代が逆回転したようにも思えるでしょう。しかし、過剰な人気により、京都に滞在するによる豊かな経験はかえって失われていたかもしれません。
京都は世界にも類をみない1200年の歴史を持つ都として、さまざまな疫病や紛争、自然災害を乗り越えてきました。京都の歴史を俯瞰的にみると、今回のウイルスによる活動の停滞は、もしかして小さなことかもしれません。とはいえ、これを機会に、「いつでもどこにでも行ける世界」というのは当たり前ではないということを自覚しなくてはなりません。
しかし、それと共に想像力がなくなってしまうことが危惧されます。世界はすでにネットワークでつながっています。想像力を羽ばたかせ、今回の出来事をいかに創造的に乗り越えていくかが次の時代を切り開く鍵になるのではないでしょうか。
今回、京都在住の写真家・芸術家に、京都で生活する中で撮影した写真から、スライドショー動画作品を制作していただきました。そして、画像の色から音楽を自動生成し、スライドショー動画を制作するソフトウェア「PhotoMusic」とスマホ用アプリ「mupic」を使用していただいています。
2000年以降、カメラは急速にデジタル化し、静止画と動画の境界もなくなってきています。写真家がスライドショー作品を制作する機会も増えていますが、BGMは作曲ができない写真家の悩みの種でした。既存の曲を使うと権利を処理する必要がありますし、音楽の雰囲気やタイミングに合わせる必要もあります。また、曲自体のイメージが強すぎれば、写真が音楽の付随物のようにもなってしまいます。
そのような状況を克服し、写真家自身が音楽を作れるように、「PhotoMusic」や「mupic」は開発されました。「PhotoMusic」や「mupic」では、写真の色とキー、コード、楽器などが対応しており、写真家が直観的に作曲し、アレンジできるようになっています。公開している作品は、写真家が自身の写真を基に音楽を作り、スライドショー動画作品として完成させたものです。そこからは、写真の内容だけではなく、写真家がどのような感性や感情で写真を撮影したり、制作したりしているか伝わってくるでしょう。
そこには、いまだ見たことのない京都の風景が現れるでしょう。それらは写真と音楽が知覚的かつ感情的に結びつき、鑑賞する人々の想像力を掻き立てるのではないでしょうか。その想像力は、京都をもっとも豊かで多面的にし、次に訪れる機会を創出するでしょう。同時に、本プロジェクトが、京都の優れた創造環境を表すことになることを願っています。
ディレクター 三木学
○鈴木崇/アーティスト
The Art Institute of Boston写真学科卒業後、デュッセルドルフ芸術アカデミー、トーマス・ルフクラス研究生としてドイツに滞在。同時期にトーマス・シュトゥルートのアシスタントも勤める。見るときに生じる知覚や認識のズレ、その関係性や写真メディア自体への考察等をテーマに、国内外で作品を発表している。
http://www.takashisuzuki.com
○勝又公仁彦/美術家・写真家
早稲田大学法学部卒業。多様な被写体のもとで「時間」「光」「場所」「空間」「認知」などをサブテーマに、常に写真の構造に触れる作品を展開。日常の中に現象しながらも知覚されることの無かった世界を掬い取ることで、観る者を新たな認識へと誘うとともに、歴史・社会・文明への批評的な暗喩を込めた作品制作を続けている。
http://www.kunihikokatsumata.com
○シュヴァーブ・トム/アーティスト
1974年チェコ・プラハ生まれ。エミリー・カー芸術大学写真学科卒業(カナダ)。
政治的背景の下、6歳の時に家族とカナダへ移住する。彼の概念は両親が共に映画製作者であったこと、また父親から幼少期に教わった写真表現法の影響を深く受けている。
2007年より拠点を京都へ。一見、重層で無作為に映る京都の街や人々の風景が、リズムや模様なって顕にされているという点で、彼にプラハの街を思い起こさせている。
https://www.23degrees.net/
PhotoMusic http://photomusic.jp/
mupic https://mupic.jp/
ディレクション:三木学
デザイン:木村利行
翻訳:丸山美佳
協力:株式会社ディーバ、クラウド・テン株式会社、DOZAN11、株式会社ビジョナリスト
本事業は「新型コロナウイルス感染症の影響に伴う京都市文化芸術活動緊急奨励金」の採択事業です。
イベント情報
日時
2020年7月31日(金)~ 2020年8月31日(月)
場所
KYOTO SLIDE SHOW
https://mupic.jp/kyotoslideshow/
料金
無料
問合せ先
https://mupic.jp/
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。
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