KUNST ARZTでは、小嶋崇嗣の個展「PARFUM」を開催します。
小嶋崇嗣は、大量消費社会における、商品の“脇役”をフューチャーするコンテンポラリー・ジュエリー・アーティストです。
ただ、商品の主役以外の部分を用いるとはいえ、あくまでも主役との関係性の中で作品展開しています。
プラモデルのランナー(捨てる部分)をフューチャーしたシリーズでは、その色や形状、タイトルから、本体・主役との関係性を維持することにより、ただのゴミでしかない部分が、「ジュエリー」という真逆の価値を獲得しました。
本展は、ニュイ・ブランシュの時期でもあり、フランスを代表する有名ブランドのシャネルN°5の瓶をフューチャーした構成です。ご注目ください。(KUNST ARZT 岡本光博)
*ニュイ・ブランシュKYOTO 2019 参加展覧会であり、10月5日は22時まで開廊します。