アーティストトーク+トークセッション 「ヘッドレストの薄み 硬み 重み」

ジャンル
  • 美術
形 態
  • 展覧会
 「FLASH MATTER:玉山拓郎・松延総司」展のオープニングとなる3月1日[金]18時より、トークイベント『ヘッドレストの薄み 硬み 重み』を開催します。
 本イベントのタイトルは、「ヘッドレスト(自動車などの座席上部の枕状の部分)」をモチーフとした玉山の映像作品から取られたもので、この部分は「光」や「影」、「色」や「イメージ」などと読み替えられるものです。
 前半のアーティストトークでは、玉山・松延が具体的な厚さ 硬さ 重さ などを持たないこのようなものたちをどのように捉え、作品においてどのように扱っているかを中心にトークするとともに、後半のトークセッションではゲストに美術評論家の中尾拓哉氏と林田新氏を迎え、「四次元」や「写真」をキーワードとしてそれぞの作品の読み解きを試みます。

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中尾拓哉(なかお・たくや)
美術評論家。1981年東京生まれ。多摩美術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。博士(芸術)。2014年に論考「造形、その消失において——マルセル・デュシャンのチェスをたよりに」で『美術手帖』通巻1000号記念第15回芸術評論募集佳作入選。著書に『マルセル・デュシャンとチェス』(平凡社、2017年)。監訳書にマシュー・アフロン『デュシャン 人と作品』(フィラデルフィア美術館、2018年)。共著に『ストローブ=ユイレ——シネマの絶対に向けて』(森話社、2018年)。主な論考に「50年あるいは100年後の鑑賞者——日本・マルセル・デュシャン論再考」(『美術手帖』2019年2月号)など。

林田新(はやしだ・あらた)
京都造形芸術大学アートプロデュース学科専任講師。写真メディアを中心に記録文化について研究を行う。主要著書に『スクリーン・スタディーズ』(分担執筆、東京大学出版会、2019年)、『現代文化への社会学』(分担執筆、北樹出版、2018年)、『現代思想 総特集=東松照明 戦後日本マンダラ』(分担執筆、青土社、2013年)など。主要企画展に「BANK—映画『東九条』でつなぐこと—」(柳原銀行記念資料館、2018年)、「デラシネ—根無しの記憶たち」(柳原銀行記念資料館、2016年)「記述の技術 Art of Description」(ARTZONE+MEDIA SHOP gallery、2016年)など。

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「FLASH MATTER:玉山拓郎・松延総司」展
http://www.galleryparc.com/exhibition/exhibition_2019/2019_3_1_flash_matter.html

イベント情報

日時
2019年3月1日(金)
18:00〜20:00
場所
Gallery PARC
京都市中京区烏帽子屋町502 2F~4F

地下鉄烏丸線「四条」駅・阪急京都線「烏丸」駅22・24番出口より徒歩7分/地下鉄烏丸線・地下鉄東西線「烏丸御池」駅より徒歩7分/京都芸術センターより北に徒歩2分/室町通・六角通 北東角 室町通側入り口より2Fへ
料金
無料
URL
http://www.galleryparc.com
チケット/申し込み
予約不要
主催
Gallery PARC
問合せ先
Tel・Fax:075-231-0706
Mail:info@galleryparc.com
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。