KUNST ARZT では、2年ぶり、2度目となる宮岡俊夫の個展を開催します。
宮岡 俊夫は、独自のルール設定のもとでの絵画表現を探求するアーティストです。
1.絵画を描き終えるまで、キャンバスの天地を反転させる。
2.雑誌やインターネットから匿名性の高い風景画像を選ぶ。
3.小さく切り取りコラージュしたものを描く。
これらのルールよって、絵画を構成する「建物」や「木」や「山」といった固定観念抜きには見られない対象物が、ただの色面として立ち現れ、また、「余白」も同様に描かれます。
頭を真っ白にして鑑賞する意味のある絵画です。ご注目ください。(KUNSTARZT 岡本光博)