いま、又、吉田カツ展

ジャンル
  • 美術
形 態
  • 展覧会
 吉田カツは1939年、兵庫県篠山市に生まれます。大阪美術学校においてデザインを学び、1970年代よりフリーのイラストレーターとして、多くの雑誌や書籍の表紙画、挿絵を手がけてきました。
 雑誌「スナイパー」や、全日空機内誌「翼の王国」の表紙など、吉田のイラストレーションは、観る者に常に強烈なインパクトを与えます。
 吉田がイラストの仕事と並行して、描いてきた絵画。描かれるものは、男女のエロティックな姿態や、田園や山の風景、果物や本などの静物。モチーフは異なりながらも、大胆な線と抽象的な造形には、生命そのもののほとばしるエネルギーが溢れています。そこには、吉田の事物を見据える鋭い眼と多角的な視線が潜んでいます。
 何必館・京都現代美術館では2009年に展覧会を開催し、吉田はその後も制作を続けますが、2011年、肺気腫のため72歳でこの世を去りました。
 本展覧会では、遺された絵画作品を含む、約50点を展覧いたします。吉田カツの<いま>を、ご高覧ください。

イベント情報

日時
2018年9月8日(土)~ 2018年10月14日(日)
10:00~18:00(最終入館は17:30まで)
毎週月曜日(但し、9/17、9/24、10/8は開館)
場所
[東山区]
何必館・京都現代美術館
京都市東山区祇園町北側271

阪急河原町駅下車徒歩5分
市バス祇園駅下車徒歩2分
料金
大人1,000円、学生800円
URL
http://www.kahitsukan.or.jp/
問合せ先
075-525-1311
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。