クラシックギターのコンサートが開催される。
出演は、現在パリ国立音楽院で学ぶ井本響太、今秋よりウィーン国立音大に留学する山田唯雄、2名の若いギタリストだ。
-”タンゴを発展させ、またあるいは破壊した天才”として有名なアストル・ピアソラという作曲家がいる。彼による、フルートとギターの為の「タンゴの歴史」が日本で初演された時、まだ彼は日本に於いて、殆ど無名であった。そんな中、会場に姿を見せたのが彼の有名な作曲家、武満徹であったという。
ピアソラは晩年クラシックの作編曲に積極的に取り組んだことから、クラシック界にもよく知られる。
武満徹は現代音楽の作曲家と思われがちだが、ポピュラーミュージックにも積極的にアプローチした人物であった。
演奏会では、ピアソラの代表的な作品となった「タンゴ組曲」、武満徹による映画音楽、更にフランスの現代作曲家 アンドレ・ジョリヴェによる2重奏作品を取り上げ、加えて各ソロではそれぞれに関連の深い曲が演奏される。
„この公演がギター愛好家以外の方々へも、ギター音楽を届ける機会の一つとなることを願い、私たち、そしてギター音楽の「現在」をお届けしたい-“(ホームページより)