祇園祭の宵山を訪れる方々へ向けて鉾町の旧家が秘蔵の家宝を披露する屏風祭の開催に先立ちまして、アートスペース余花庵では「祇園祭に関係した屏風絵展・資料展」を開催致します。
今展では江戸初期の祇園祭の様子が描かれた洛中洛外図屏風一双、また桃山〜江戸期頃の八坂神社の神輿飾(小鳥・鈴・瓔珞)や長刀鉾のお稚児さんの団扇といった装飾品等、祇園祭の歴史の変遷をたどる貴重な資料を展示予定です。
余花庵は寺町御池を上って直ぐ西側、祇園祭のハイライトである山鉾巡行の辻廻しが行われる河原町御池から徒歩2分の所に位置します。神幸祭と還幸祭では、会場に面した寺町通りを神輿が賑やかに通ります。祭見物にあわせて、資料に残る祇園祭もお楽しみいただきたくご案内申し上げます。皆さまのご来場を心よりお待ちしております。