KUNST ARZT では、3回目となる竹本伊久美の個展を開催します。
竹本伊久美は、ユーモラスな感性で、現在における陶芸を考察、表現するアーティストです。
“陶芸/電動ろくろ”を“DJ/ターンテーブル”に見立て、ニュイブランシュ(2016)では、キーボード奏者とグダグダのライヴを敢行し、卒展では、無許可で、20か所ほどの大学内の灰皿をすべて自身の陶器に置き換えて、たばこの火を消す行為の痕跡を作品化した「けむりのUMAみ(2013)」(残念ながら、京都市美術館での卒展においては、教授の判断で、強制的に吸殻などを廃棄させられ、消臭剤まで吹き付けさせられた)など、斬新な表現を続けています。
お楽しみに。(KUNST ARZT 岡本光博)