KUNST ARZTでは、岸田めぐみの個展を開催します。
岸田めぐみは、主にメガネのフレームに、日常の些細な感情や感動をカラフルな糸で織り込むアーティストです。
生き生きと生い茂る緑の風景が、メガネのレンズ部分に映り込んだように表現した「in the green(2017)」では、装着することで、こちらが生い茂る植物の中から覗いているような視界が広がり、「夜ふけの雨(2016)」では、夜に雨が傘に当たるやさしい音や、時おり光に照らされるしずくの軌跡を、傘に糸を織り込むことで表現しました。
本展は、彼女の代名詞でもある、メガネのフレームにカラフルな糸を織り込むシリーズの新展開の構想です。ご注目ください。(KUNST ARZT 岡本光博)