ワコールスタディホール京都は、日本の伝統的な美術や
工芸の要素をベースに、空間や鑑賞者の経験と対話するような
多彩な作品を制作している美術家・ミヤケマイの個展を開催致します。
どこからか来て、どこかに去っていく。人、食べ物、そして時間。
あらゆるものは私たちの目の前に現れ、共に時を過ごし、
そしてまた次へとうつろっていきます。
モノや出来事の実態とは、光によって生み出される副産物としての
「影」のごとき、残像や気配であり、記憶こそが美術だと語るミヤケマイ。
本展では、光を当てることでメッセージが綴られる
シャーレ状のガラス作品や、「窓越しに見る、乾かしてある下着」を
モチーフにしたノスタルジックな作品などを展示。
目には見えないけれど、確かに存在したという
思い出や感覚を浮かび上がらせます。
開館して1周年のワコールスタディホール京都に浮かび上がる「面影」。
新しさの中に感じさせる、人々の思いと
未来への記憶をお楽しみください。
ミヤケマイ個展 面影
会場:ワコールスタディホール京都 ギャラリー
会期:2017年11月15日(水)~12月9日(土)
時間:火曜~金曜 10:00~20:00 / 土曜10:00~17:30まで
休廊日:日・月・祝日
入場無料