なにをみて、なにをつくる

ジャンル
  • 美術
形 態
  • 展覧会
「なにをみて、なにをつくる」
[会期]2017年2月23日(木)―3月2日(木)
[休館日]日曜日
[開館時間]10:00―18:00
[入館料]無料
[会場]京都精華大学ギャラリーフロール
[主催] なにをみて、なにをつくる実行委員会

[概要]
なにをみて、なにをつくるかは、芸術における創造行為だけでなく、すべての人が参加している社会的行為です。
わたしたちは作家として制作する以前に自らが社会の一部であることを自覚し、外に目を向け、現実と対峙するための手段の一つが、「つくる」ことなのではないかと考えます。
今回の展示では、「みる/つくる」行為が陶芸、絵画、映像、インスタレーションに形を変え、それらが他者や社会とどう関わっていけるのかを模索していきます。

[出品作家]

○小野 鯛

経歴
1993 愛知県生まれ
2017 京都精華大学 芸術学部 素材表現学科 陶芸コース 在籍

展覧会歴
2016 「生きるもの」 gallery deadspace

作家紹介
土で器を作っています。
ひとが生きるように作れたらと思ってます。
目の前で起きてることを目をそらさずにいたいです。
シリアの難民と僕たちは違うからこそだと思います。


○梶原 瑞生

経歴
1993 大阪府生まれ
2016 京都造形芸術大学 美術工芸学科 現代美術コース 卒業

展覧会歴
2016 京都造形芸術大学 卒業制作展
2015 「PARK展」KYOTO ART HOSTEL kumagusuku

作家紹介
私は作品の中で物語を作り、そこに現れる象徴物を通して、人間が共有し得る概念も模索しています。人は1つの時間軸の上で生きており、何百万年もの歴史の中で宗教・文化・思想が積み重なってきました。その歴史からなる個人の域を超えた無意識に興味を持ち、世界を様々な手段で解釈してきた先人の試みをなぞるように制作しています。


○鈴木 啓以知

経歴
1994 大阪府生まれ
2017 京都精華大学 素材表現学科 陶芸コース 在籍

展覧会歴
2015「同時代陶芸展」 旧立誠小学校
2016 「同時代陶芸展」旧立誠小学校
2017 「京都精華大学 卒業制作展 」 京都市美術館

作家紹介
人が生きるにあたって生まれる様々な感情という存在がどのようなものなのかを深く理解するために制作をしています。
今回の作品は今まで感情の動きをテーマにしてきたその感情という存在についてを深く理解するための作品となっています。


○松本 杏菜

経歴
1991 東京都生まれ
2016 京都造形芸術大学 美術工芸学科 現代美術コース 卒業

展覧会歴
2016 「不安な干潟-Insecure tide land-」福利社 Frees Art Space 台湾
2016 「開校70周年記念国際交流展」弘益大学校 現代美術館 HoMA 韓国
2016 「DIVE2016展」ARTZONE 京都
2015 「PARK展」 KYOTO ART HODTEL kumagusuku 京都
  (三人娘(菊池のえる・松本杏菜・柳瀬安里)での出品)
2014 KYOTOGRAPHIE京都国際写真祭 SATELLITEEVENT KG+、
「INTERACTION」京都造形芸術大学 現大美術・写真コース学生作品展 京都

作家紹介
絵画、写真、映像、パフォーマンス等、様々な表現を使って制作活動をしています。
身の回りの環境に注目し、モノ、ゴトが存在する所以を探る為の方法として身体を利用しています。


○柳瀬 安里

経歴
1993 埼玉県生まれ
2016 京都造形芸術大学 美術工芸学科 写真コース 卒業

展覧会歴
2016 「フクシマ美術」KUNST ARZT
2016 「不安な干潟-Insecure tide land-」福利社 Frees Art Space
2016 「開校70周年記念国際交流展」弘益大学校 現代美術館 HoMA
2015 「PARK展」 KYOTO ART HODTEL kumagusuku
  (三人娘(菊池のえる・松本杏菜・柳瀬安里)での出品)
2014 「DIALOGUE展」Johnbull Private Labo 京都店

作家紹介
身の回りの出来事を出発点とし、それに対するひとつの反応として作品を制作しています。
2015年に発表した「線を引く(複雑かつ曖昧な世界と出会うための実践)」では、デモで揺れる国会前で、チョークや指を使い地面に線を引くという行為がもたらす混乱によって、複雑かつ曖昧な場の状況を捉えようとしました。
これからも知ったかぶりすることなく反応することを大切にしたいと思っています。


○横山 卓己

経歴
1995 静岡県生まれ
2017 京都精華大学 芸術学部 素材表現学科 陶芸コース 在籍

展覧会歴
2016 「生きるもの」 gallery deadspace

作家紹介
ものに人の感情を映します。土はそれを受け止め、体になってくれます。うつわは、柔らかな生き物です。


○吉田 太郎

経歴
1994 石川県生まれ
2017 京都精華大学 芸術学部 素材表現学科 陶芸コース 在籍

作家紹介
主に轆轤でうつわなどを中心に制作しています。
人の生活のとても近いところまですっと入って、溶け込んでいってしまううつわ、その透明で強い力に、嫉妬しつつ、でもその力を利用したいと思いながら、うつわを作っています。

イベント情報

日時
2017年2月23日(木)~ 2017年3月2日(木)
10:00-18:00
日曜日・祝日
場所
[左京区]
京都精華大学ギャラリーフロール
606-8588 京都市左京区岩倉木野町137

叡山電鉄鞍馬線「京都精華大前」下車、地下鉄烏丸線「国際会館」下車、3番出口よりスクールバス運行(無料)
料金
無料
URL
http://www.kyoto-seika.ac.jp/fleur/
問合せ先
京都精華大学ギャラリーフロール:075-702-5263
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。