このたび、全館を使い、当館のコレクションの柱である3人の作品を中心に「新春特別展」を開催いたします。
何必館・京都現代美術館は1981年の開館以来、数多くの企画展を開催してまいりました。
近代日本美術を代表する日本画家である村上華岳、詩魂の画家と評された山口薫、美術工芸のあらゆる分野で個性あふれる作品を生み出した北大路魯山人、そして入江波光、山口長男、香月泰男、白髪一雄の作品を中心に約50点展示いたします。
人々の価値観が揺らぎ、あらゆるものが画一化され、自分の表情を失いかけている現代、それぞれの作家の世界は、作品を通して私たちに多くのことを伝えてくれます。