「ULTRA X HAPS TALK」では、「現代アートで京都と世界をつなぐ」をメインテーマとして、世界各地で活躍するアーティスト、キュレーター、コレクター、研究者、ギャラリストなどを招聘し、対話を積み重ねていくことで、来場者と共に、世界を実感し、理解を深めていきたいと考えています。002では、グリナラ・カスマリエワ&ムラトベック・ジュマリエフ(アーティスト、キルギス共和国)を招き、「中央アジアの現代美術―ポスト・ソヴィエトの文脈から」と題したトークイベントを行います。
「中央アジアの現代美術―ポスト・ソヴィエトの文脈から」
ユーラシア大陸の内陸部にある中央アジア諸国では、複雑な社会背景からも力強い現代アートの実践を見ることができます。キルギス共和国ビシュケクを拠点に1998 年からユニットで活動するグリナラ・カスマリエワ&ムラトベック・ジュマリエフは、国際的に幅広い活動を続ける一方で、次世代のための教育プロジェクトなども行っています。ULTRA X HAPS TALK 002 では、「ヴェネチア・ビエンナーレ中央アジア館」などを含む1998~2008 年の間の展覧会から、続くスクール・プロジェクトに至る彼らの実践を語ってもらいます。