身体の新たな概念や哲学、科学にも関心を寄せるガレーが、SNSとネット文化の発達した日本人の身体をどのように扱うのか。
2015年モンペリエ・ダンスフェスティバルで発表した『Cocooning』では、ダンサーの身体をインスタレーションとして提示、同年のウィーン芸術週間での『Under de Si』では、アルゼンチン出身の美術家ディエゴ・ビアンキとの共同制作で新しい身体の概念を提示した。それに続く今回の新作では、日本で見出した数十名のダンサーやパフォーマーを会場内に配置、その合間を観客が巡り歩くインスタレーション型の上演形式を予定している。