ある物語を翻訳するために訪れた島で、言語と言語のあわいで惑う"わたし"――
言葉はどのように「移植」できるのか、その「移植」をおこなう者の身体とは、
どのような運動のさなかにあるのだろうか。
出演者の日々の生活のドキュメントから演劇をたちあげてきたしたためは、
2016年、テキストと出会う旅をはじめました。
アトリエ劇研創造サポートカンパニーとしての京都公演、
そして創作コンペティション受賞公演としての福岡公演、
したため初の2都市ツアーで臨むのは、日本語とドイツ語、
ふたつの言語を往復しながら精力的に活動し、文芸賞の受賞も続く
作家・多和田葉子の初期作『文字移植』(1993 年、『アルファベットの傷口』より改題)。
言葉と身体が発火するところへ。
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原作|多和田葉子
演出・構成|和田ながら
出演|穐月萌 岸本昌也 菅一馬 多田香織(KAKUTA)
美術|林葵衣
照明|吉田一弥〈GEKKEN staffroom〉
音響|甲田徹
衣装|清川敦子(atm)
舞台監督|北方こだち〈GEKKEN staffroom〉
制作|豊山佳美
※福岡公演〈FFAC企画 創作コンペティション「 一つの戯曲からの創作をとおして語ろう」vol.5 最優秀作品賞受賞公演〉
2016 年6月18日(土) ~ 19日(日)
18日(金) 14:00/18:00
19日(土) 14:00
会場|ぽんプラザホール
http://pomplazahall.jp/