「あいだ」をまなざす。
細胞と細胞の「あいだ」。わたしとあなたの「あいだ」。
ヴォイドとヴォイドの「あいだ」。YESとNOの「あいだ」。
「生まれる」と「死ぬ」の「あいだ」。絶望と希望の「あいだ」。
「わたし」たちを隔てているものを、時に愛で、また時に引き裂く。その「あいだ」を波うち、澱み、流れる欲望を、それらを阻む抑圧を、意味の境界にあるものたちをあらわにする。その行為は祈りや呪いの儀式、まじないのようで、純粋な告白である。
私は今、世界に告白する。
木村健人「A Way to Share」2016、 polyester and thread、h2000xw3000xd1000mm