KUNST ARZT では、昨年に引き続き、水口菜津子の個展を開催します。
水口菜津子は、ガリ版文化の継承者かつ、リレーショナル・アート(関係性の芸術)の実践者です。
水口菜津子は、木版画家が木版作品を生み出すような感覚で、ガリ版に関わっているわけではありません。ガリ版が内包する表現としての魅力、魅了された人々との関わり、近代化する日本の時代背景を映し出す側面、絶滅危惧種としての現状といった諸要素が、彼女に興味を失わさせずに活動を続けさせ、すでに10年以上が経過しました。
本展では、改めて、その多面的な魅力に向き合う試みです。ご注目頂ければ幸いです。(KUNSTARZT 岡本光博)