現代演劇の巨星にして、今なお最前線に立つサミュエル・ベケットの最高傑作『しあわせな日々』。本公演は、常にせりふの意味に支配されない音、モノ、装置、空間との密接な関係を、オリジナルな方法で探ることを続けてきた、東京を拠点とするシアターカンパニーARICA による上演です。舞台美術は京都ベースの若手現代美術家として活躍めざましい金氏徹平。ポップでありながら、日常の歪みをあぶり出す金氏の創造性、ベケットの劇言語を触発しつづける革命的な舞台は、あいちトリエンナーレ2013 で初演、TPAM2014でも上演され、ともに高い評価を得ています。
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◎関連企画◎
ベケットをよりよく知るための関連レクチャー
参加費無料/要事前申込み ※1講座のみの受講も可能です。
平成26年10月8日(水) 18:00~21:00
(1)「現代におけるベケットへのアプローチ」
講師:多木陽介(ローマ市立演劇記念館「(不)可視の監獄――ベケットの演劇と現代世界」展キュレーター)
小崎哲哉(あいちトリエンナーレ2013パフォーミングアーツ統括プロデューサー)
会場:京都造形芸術大学 人間館NA102教室
平成26年10月14日(火) 18:00~21:00
(2)「現代演劇の「演出」――ジャンルを横断するベケット」
講師:藤田康城(演出家)、金氏徹平(現代美術家)
会場:京都造形芸術大学 人間館NA404教室
平成26年10月31日(金) 18:00~21:00
(3)「『しあわせな日々』の翻訳――ことばの可能性について」
講師:倉石信乃(ARICA/明治大学教授)
八角聡仁(批評家/近畿大学教授)
会場:京都造形芸術大学 映像ホール
平成26年11月4日(火) 18:00~21:00
(4)「ベケットが現れたとき――1950年代前衛演劇」
講師:渡邊守章 (演出家/京都造形芸術大学舞台芸術研究センター主任研究員)、
森山直人(京都造形芸術大学舞台芸術学科教授)
会場:京都造形芸術大学 人間館NA404教室
【お申込み方法】
WEBから:http://www.k-pac.org/performance/20141129.php
電話から:京都芸術劇場チケットセンター TEL075-791-8240(平日10:00~17:00)