KUNST ARZT では、たかはしき子の初個展を開催します。
たかはしき子は、一貫して少年少女の永遠性をテーマに、オリジナリティ溢れる人物描写を、染めによって表現してきたアーティストです。
古来、日本を含む、特にアミニズム文化を持つ地域において、少年少女の純粋さは、尊いものとして祭事での重要な役割を担ってきました。
たかはしき子作品においては、セーラー服という社会性を取り入れたり(「ソラ(2010)」)、自身の分身でもあるかのように体験や感情を映し出したり(「もう思い出したくない(2013)」、「日々(2014)」)と、共に生きる存在として愛情を注ぐ対象でもあるようです。ご注目頂ければ幸いです。(KUNST ARZT 岡本光博)