HAPSオフィス近隣、六原 松原通りの民家の一角では、トーチカ×つんつくつんによるアートイベント、「アイス大作戦~30秒で手に入れろ!~」を開催します。普段使われていない民家の空きスペースを芸術のちからで一変させます。時間内にレーザーをよけながらアイスを手に入れるミッションに挑戦する内容で、来場者の動きに反応するセンサーを用い、映像が変化するインタラクティブなメディアアート作品です。
会場は、当スペースの大家さんにご協力いただき、活用が実現しました。HAPSでは、2012年より市内の若手芸術家等の支援を行う中でも、とりわけ中心的な事業として、空き家をお持ちの大家さんと、制作や居住の場所を必要とする市内のアーティストをつなぎ、適した物件をコーディネートする物件マッチングを行っています。松原通り沿いには多くの元商店が存在していますが、その空きスペースが少しでも活用され、活気が生まれることで、空き家流通へのきっかけとなるよう試みます。
今回参加するトーチカは、映像を中心に国内外で幅広く活躍するアーティストであり、今年4月より元新道小学校のHAPSスタジオを拠点に制作を行っています。つんつくつんは、京都精華大学に在学中の学生から成る空間インスタレーション・ユニットですが、卓越した映像センスと技術力をもち、トーチカの声かけにより参加することとなりました。