【あらすじ】
梅雨の頃。ある週末のお昼過ぎ、木下晴子は昼食の準備をしていた。
三週間ほど前から実家に来ている、というか戻ってきている次女の里佳子に
料理を手伝わそうとカレーライスを作ることになった。
晴子は里佳子をお嫁に出したのに、料理が出来ないのは自分のせいだと思っていたので、
この際だからと毎日熱心に教えている。
ところが、熱が入り過ぎたため思わぬ口論になってしまい……。
母、娘たち、娘婿、義兄、隣人、木下家を取り巻くホームコメディー!
出演者は20代から70代の老若男女6人。
どこにでもあるような、ないような、そんな家族の話を楽しく描きます。
てんこもり堂とは、『面白い』と思うものを「てんこ盛り」上演しようと2007年に結成された演劇ユニット。
既製の戯曲を使用し上演するスタイルで活動開始。過去に、岸田國士、如月小春、別役実、ウィリアム・シェイクスピアの作品を上演。昨年2013年は、ウィリアム・シェイクスピアの「夏の夜の夢」をてんこもり堂流にアレンジした『真、夏の夜の夢』を上演。
今年はシェイクスピア生誕450年ですがシェイクスピアを上演しません(笑)、がてんこもり堂はシェイクスピアが好きなので、ところどころにシェイクスピアが入ってくるのではないかと思います。