ルイ・ヴィトン社の「モノグラム」をモチーフにした作品で構成する展覧会です。
“ファッションポリス”の異名をとるほど商標管理に厳しいルイ・ヴィトン社の、日本の家紋をヒントにしたと言われる「モノグラム」は、何故これまで多くのアーティストが作品に取り入れてきたのでしょうか。高級ブランドとしての一般認識に留まらず、もはや現代のイコンと言われるほど魅力があるのかもしれません。
残念ながら、ルイ・ヴィトン社からの公認を得られなかった作品ばかりではありますが、否、だからこそ、そのフェアユースかどうかの専門家の判断も含めて、改めて社会に問いたいと考えています。
出品アーティスト:
岡本光博、Nadia Plesner、高須健市、タノタイガ、宮川ひかる
テキスト:家本真実(摂南大学法学部准教授)
東京巡回展
space2*3 東京都中央区日本橋本町1-7-9
2014年4月14日(月)から27日(日)
12:00~19:00 (水休、最終日16:00まで)