恒例となりました春秋座での能と狂言も、今年度は、観阿弥生誕六百八十年、世阿弥生誕六百五十年記念ということもあって、三回も公演を持つこととなりました。
今回は、能も狂言もポピュラーな演目を選びました。能は観世銕之丞師のシテで『船弁慶』を、狂言は野村萬斎さんを中心にした『棒縛』ですが、『船弁慶』の間(アイ)の船頭を野村万作師がなさるのも、狂言の劇的「語り」の例として大変貴重です。
【出演】狂言『棒縛』野村萬斎 ほか、能『船弁慶』観世銕之丞、野村万作 ほか
☆14:30よりプレトークを行います。
【プレトーク出演】松岡心平 (能楽研究家、東京大学大学院教授)、渡邊守章 (演出家、京都造形芸術大学舞台芸術研究センター所長・教授)
※未就学児のご入場はご遠慮ください。