KUNST ARZT では、繁田友香の個展を開催します。
繁田友香は、“孔”というテーマ、モチーフを一貫して追求しつつ、絵画から版画、立体へと表現の幅を広げてきたアーティストです。
アーティストが眼前の事象や社会問題にダイレクトに対峙することを求められる、現在のアートシーンの流れにあっては、繁田友香の「少し見えていて、少し見えていないくらい」という視点はアーティストらしくないものかもしれません。しかし、それは多くの一般の人々が共有できる捉え方でもあり、そのことを自覚し、表現することの意義はとても大きいのではないかと考えます。
ご注目頂ければ幸いです。(KUNSTARZT 岡本光博)