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> レクチャーシリーズ:エコロジー空間演習2013 「茶室のエコロジー」 vol.2 / 05.09 「茶室と座」
レクチャーシリーズ:エコロジー空間演習2013 「茶室のエコロジー」 vol.2 / 05.09 「茶室と座」
ジャンル
美術
その他
形 態
レクチャー
レクチャーシリーズ:エコロジー空間演習2013「茶室のエコロジー」の第2回。
今回は、「茶室と座」がテーマで、講師は鞍田崇さんです。シリーズでの受講もおすすめ!
鞍田崇 KURATA Takashi
哲学者。1970年生まれ。総合地球環境学研究所特任准教授。専門は哲学・環境思想。
様々なジャンルを手がかりに、これからの暮らしのカタチを哲学的に検討するとともに、数多くのトークセッションを手がける。主な著作に、『〈民藝〉のレッスン』(編著)、『道具の足跡』(共著)、『雰囲気の美学』(共訳)など。
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エコロジー空間演習2013「茶室のエコロジー」
【 趣 旨 】
Figure and Ground ―― 「図と地」の対比からいえば、たいていの場合 、環境は地(ground) にとどまる。経験の背景 (background) にあるもの、それが環境だ。その時々の経験のなかで、意識的に自覚されることはまずない。
だけれども、環境は感じ取られている。日々の生活は、いつもそんな感覚を随伴している。ただ随伴するだけなので、たいていスルーされ、忘れ去られてしまうけれども、ふとした時に、この感覚が意識にのぼってくることがある。生活の洗練とは、ただ身の回りのモノを洗練することではなく、ふだん自覚されない、こうした環境感覚を研ぎ澄まし、それとの調和のなかでモノを選択することと言えるだろう。
環境感覚とモノの選択、それらが昇華した空間を 「エコロジー空間」 と呼んでみたい。そのたぐいまれな実例のひとつが 〈茶室〉 だ。
茶室には、 光や風、季節など、とりわけ自然のいとなみに着目し、身近な環境のあり方へと意識を鋭敏にさせる数々の「しかけ」がある。その一つひとつをあらためて体感しなおすこと。ともすると暗黙の約束事として語られることが多い茶室の構造を、感覚の原点を呼びさます装置として解体していくこと。それがこのシリーズのねらいです。
【 スケジュール 】
vol.1 / 05.02 「茶室を創るⅠ」 : 樂吉左衛門
vol.2 / 05.09 「茶室と座」 : 鞍田崇
vol.3 / 05.16 「茶室と景」 : 六角美瑠
vol.4 / 05.23 「茶室と恋」 : 岩井茂樹
vol.5 / 05.30 「茶室を創るⅡ」 : 藤森照信
vol.6 / 06.06 「茶室と光」 : 木下史青
vol.7 / 06.13 「茶室と壁」 : 森田一弥
【 会 場 】
A : vol.1 + vol.5 / 総合地球環境学研究所(地球研) 講演室
B : vol.2-4 + vol.6 / 京都精華大学春秋館 S-101 教室
C : vol.7/ 大徳寺玉林院
*A ・ B は定員100名 (申込不要)、C は定員10名 (要申込)。
【 時 間 】
すべて13:00-16:00
【 申 込 】
vol.7 のみ事前申込み制。下記の問合せ先までお申込みください。
*申込締切: 5月30日 (木)
*申込者多数の場合は、抽選の上、当選者には6月6日までにお知らせいたします。
【 企 画 】
村松伸・鞍田崇・内藤大輔・林憲吾・六角美瑠
イベント情報
日時
2013年5月9日(木)
13:00-16:00
場所
[左京区]
京都精華大学春秋館 S-101 教室
〒606-8588 京都市左京区岩倉木野町137
料金
無料
問合せ先
地球研・鞍田(クラタ) M/ kurata@chikyu.ac.jp
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。
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