KUNST ARZT では、水城まどかの個展を開催します。
水城まどかは、虹の七色(赤、橙、黄、黄緑、緑、青、紫)を用い、光を作品化することによって空間を彩ってきました。
床から天井まで、七色の毛糸を一本一本等間隔に設置した「ゆらめく(2012)」、大阪難波のビルの屋上の柵を利用し、七色の毛糸を並べるように設置することによって「虹」を生み出した「distance(2012)」、七色のガラス絵具をストライプ状に丹念に塗り込めた大きな鏡を通路の両側に配置し、鑑賞者を光で包み込んだ「滲む(2013)」など、光のイメージである「虹」を手がかりに、光の姿を模索するかのように時間をかけて集積していくことによって生まれる光のカタチらには、オプアートでは片付けられないスピリチュアルな魅力が立ち現れています。ギャラリー空間がどのように彩られるのか、ご注目頂ければ幸いです。