ギャラリー16での岸田良子の個展は1977年から始まって今年で36回目、そしてタータンチェックの記号表現は今年で3回目となる。
80号キャンバスに油絵具をペインティングナイフでパンにバターを塗るように塗り、別のナイフで盛り上がった絵具をそぎとる塗り方で成り立っている。ヨゼフ・アルバース(Josef Albers)が「正方形賛歌」で使用した技法である。
今年のタータンチェックは「BUCHANAN」「ELLIOT、GORDON」等、その他6点。
岸田良子の手によって塗り重ねられて描かれるタータンチェックをご覧下さい。