KUNST ARZT では、4年振り、3度目となる
村田のぞみの個展を開催します。
村田のぞみは、細いステンレス線で
“空間ドローイング”するアーティストです。
見えていないけれど感じる“何か”を確かめるように、
執拗なまでに、ただひたすらステンレス線を縒り合せ、
空間に描いてゆきます。
瀬戸内国際芸術祭(2019,22)では、築100年以上の一軒家を使い、
かつての生活の気配を視覚化することを試みました。
本展では、「2023年9月から11月にかけて大阪市西淀川区福町で
リサーチした土地の記憶を元に、その場所で紡ぎ出された
言葉を作品に編み込むような作品」(作家の言葉)をメインスペースに展開します。
(KUNST ARZT 岡本光博)