◆プロフィール◆
ナオミ・リンコン・ガヤルド
Naomi Rincón Gallardo
メキシコシティとオアハカを行き来して暮らし、活動する。脱植民主義的クィアの視座から、リサーチに基づきつつ批判的観点を取り入れた神話的な世界観を練り上げ、ネオコロニアルな環境における対抗世界の創造について考えている。近年の展覧会に「ツィツィミメ三部作」(2023年、La Casa Encendida、スペイン)、第59回ヴェネチア・ビエンナーレ(2022年、イタリア)、第34回サンパウロ・ビエンナーレ(2021年、ブラジル)他。
https://www.naomirincongallardo.net/
橋本 梓
国立国際美術館主任研究員
専門は現代美術。グローバルな美術史とローカルなアートの摩擦がもたらす創造性に関心を持ち、さまざまなキュレーションの実践を行う。近年の主な展覧会に「THE PLAY since 1967 まだ見ぬ流れの彼方へ」(2016年、国立国際美術館)、「トラベラー:まだ見ぬ地を踏むために」(2018年、国立国際美術館、共同企画)、「Viva Video! 久保田成子展」(2021年、国立国際美術館ほか、共同企画、倫雅美術奨励賞受賞)、「六本木クロッシング2022展:往来オーライ!」(2022年、森美術館、共
同企画)他。