ギャラリーTerra-Sにダンボールを主素材とした「迷路」が出現します。
しかもその「迷路」は、観客の手によって改変することが可能な「迷路」です。
展示期間中、刻々と「迷路」は変化し続けます。その遊び方そのものも、改変することができます。
ギャラリー空間に出現するダンボールの迷路。これは展示なのか? 作品なのか? それとも単なる子供の遊び場なのか?
京都精華大学は2021年にメディア表現学部を新設しました。メディア表現学部は既存のメディア上のコンテンツを作るだけでなく、表現メディアそのものの発明をひとつの目標としています。ゲームを例にとれば、ロールプレイングゲームの新作を作るよりは、ロールプレイングゲームというジャンルに相当するものを作りたい。より根っこに近い部分、ゲームとは? 面白いとは? 遊びとは? ということを問いかけていきたいと考えています。
この展示はそうした考えに基づくひとつの「遊び」の研究であり、実験であり、遊び場そのものでもあります。メディア表現学部の授業内容と連動しつつ、大人も子供も楽しむことができて、「鑑賞」することもできる展示を目指します。
<関連イベント>
●オープニング・イベント*予約不要
企画者の伊藤ガビン氏、コラボレーターの会田大也氏によるギャラリートークを行います。
日時:2023年6月30日(金)17:00-18:00
会場:明窓館3FギャラリーTerra-S
●トークイベント「遊びってデザインできる?」*要予約
日時:2023年7月14日(金)17:00-18:30
出演:犬飼博士(運楽家)、会田大也(本展コラボレーター)
会場:明窓館3Fディスカッションスペース5
定員:25名
予約申込フォーム:
https://forms.gle/jiNaMQxqSB4SwHe88
※諸般の事情により会期・時間・内容等が変更になる場合があります。最新情報はギャラリーのWEBサイトでご確認ください。