今や国内外で注目されるホーメイ歌手/アーティスト、山川冬樹が京都芸術センターにやってきます。
得意のホーメイはもちろん、声、身体、そしてテクノロジーを媒体に、さまざまな境界を超えて活動する山川が繰り広げる音と空間をお楽しみください。
Membrana(メンブラーナ)=ラテン語で「皮膜」を意味する。
山川冬樹プロフィール
ホーメイ歌手/アーティスト。自らの声・身体を媒体に視覚、聴覚、皮膚感覚に訴えかける表現で、音楽/現代美術/舞台芸術の境界を超えて活動。己の身体を テクノロジーによって音や光に拡張するパフォーマンスを得意とし、歌い手としては日本における南シベリアの伝統歌唱「ホーメイ」の名手として知られる。 活動の範囲は国内にとどまらず、これまでに15カ国でパフォーマンスを上演。自ら演出を手がけた舞台作品〈Pneumonia〉(2010年あいちトリエ ンナーレ)も記憶に新しい。パフォーマンス活動の一方で、展示形式の作品も発表。声と記憶をテーマにしたインスタレーション〈the Voice-over〉(2008)は、東京都現代美術館に収蔵されている。