夏の特別企画 京都講談×らくたび　玉田玉秀斎の「京都がたり」第七回　京の都と戦国の三英傑－織田信長の巻－ 講談「本能寺の変」

京都源流の名跡・玉田玉秀斎（四代目）が京都を舞台に読む講談「京都がたり」シリーズ。
今回は夏の特別企画として京都の街のエキスパート「らくたび」代表・若村亮さんをスペシャルゲストに迎えます。
冒頭で若村さんから物語につながる土地に秘められた奥深い歴史をご紹介いただいた後、たっぷりと講談をお楽しみください。
テーマは満を持して、戦国の三英傑の一人、天下布武を目指した織田信長の物語です。

第1部　歴史トーク「信長、天下への道」若村亮
第2部　京都講談「本能寺の変」玉田玉秀斎

【内容】
時は戦国時代。
天下布武を旗印に織田信長の大進撃。
信長の麾下には鬼と言われた柴田勝家、丹羽長秀、滝川一益、羽柴筑前守秀吉、そして明智光秀。
綺羅星の如き面々が、次々に戦国の勇たちを打ち破り、天下を見下ろす安土城を築き上げた。
天下布武の夢まであとわずかと思われたその時に起こったのが、本能寺の変。
織田信長の夢は灰燼と化したのだった。
しかし、本当に明智光秀が信長を討ったのか？

有名すぎるあの場面に、まだ解き明かされていない秘密が沢山ある。
今回は作家・木下昌輝さんからアイデアと原案を頂き講談を作りました。

織田信長はなぜ本能寺に来たのか。
なぜ、明智勢は織田を討つ必要があったのか。
その秘密に『見てきたように』迫ります。

（玉田玉秀斎）



【出演】
玉田玉秀斎、若村亮（らくたび代表）

【原案】
木下昌輝（小説家）

【プロフィール】
■玉田玉秀斎（たまだ ぎょくしゅうさい）
幕末の京都で活躍した神道講釈師・玉田永教の流れをくむ玉田家の四代目。
高校時代、スウェーデンに1年間留学。そこで日本文化に興味を持ち、帰国後、四代目・旭堂南陵に偶然出会い入門。講談の多言語化に取り組み、ブラジルでのポルトガル講談、ボストンやラスベガスでの英語講談など海外公演も。さらにジャズやアコーディオン等との音楽コラボ講談、ググる講談（即興講談）、地域の歴史に根差した町（地域）おこし講談、ホームレス経験者への取材をもとにしたビッグイシュー講談など、新作も多数創作。

■若村亮（わかむら りょう）
株式会社らくたび代表取締役。
立命館大学理工学部機械工学科卒業。「（株）らくたび」を創立して京都に特化した事業経営を行い、『らくたび文庫』など京都関連書籍の企画・編集・執筆や、旅行企画プロデュース、各種文化講座の京都関連公演の講師、京町家の魅力発信や活用・維持保存、テレビ・ラジオ番組の出演など、多彩な京都の魅力を広く発信している。また、京都関連の観光施設・商業施設・不動産（京町家）事業などのアドバイザー＆コンサルタント事業も行っている。