KUNST ARZT では、2年ぶり3度目となる新宅加奈子の個展を開催します。
新宅加奈子は、自身の裸に絵の具を纏うアーティストです。
高校生の頃から継続しているという「今ここにいる」という実感を得る為のこの行為は、彼女にとっては表現以前に儀式のようでもあります。昨年のヨコハマトリエンナーレという大きな舞台でのパフォーマンスにおいても、舞台表現に組み込まれたパフォーマンスにおいても、淡々と「今ここにいる」という存在証明を行ってきました。
本展でも、初の公開パフォーマンスを行った2018年の個展と同様に、パフォーマンスと身体を軸に作られた作品群からの構成です。
(KUNSTARZT 岡本光博)