死ぬまで絵を描き続けるには、我々はどうすれば良いのでしょう?
それは絵だけで食べていく、ということとも少し違います。
作家でなくても、絵の仕事に就かなくても、趣味で絵を描いていても構いません。
私は、そう気付くまで随分と回り道をしたように思います。
本展はタダゼミの4回生を中心にした研究発表の展示になります。
まだ出来てようやく1年が経過したゼミです。
少しドキッとするタイトルですが、これはそのままゼミの研究テーマになります。
それぞれの展示スペースには、各作家の考える 「作品を長く作り続けるにはどうすればよいか?」というテキストを書き添えてもらっています。
例えば作品を作ることに疲れた学生や、気持ちが離れかけている社会人が 「私もまた絵を描きたいな」と
そっと背中を押してもらえるような、そんな作品づくりのきっかけや閃きを感じる展示になれば幸いです。
ぜひご高覧ください。
マンガ学部教員 タダユキヒロ