「美の再発見」展

ジャンル
  • 美術
形 態
  • 展覧会
  • トーク
大山崎山荘着工から奇しくもちょうど100年を経た本年、山荘の睡蓮池のほとりに建築家・安藤忠雄設計による「夢の箱」が誕生し、アサヒビール大山崎山荘美術館は、未来への新しいスタートをきります。
 本展では、人々の出会いや交友を軸に、山荘やこれをとり巻く時代にまつわる物語を紐解き、文化の発信地としての当館の意義を見つめ直します。
 大山崎山荘が生まれた大正から昭和初期は、「美の再発見」の時代でした。
 1928年、御大礼記念国産振興東京博覧会の展示館として作られた「民藝館」で、柳らは民藝運動の理念を初めて具現化し、生活に即した美を世に問いました。その後、同館は、民藝運動の支援者であったアサヒビール初代社長・山本爲三郎ためさぶろうの邸内にうつされ、「三國荘みくにそう 」と名づけられました。これら三國荘の調度類を含む山本のコレクションは、実業家・加賀正太郎の大山崎山荘と出会い、 1996年に 「アサヒビール大山崎山荘美術館」が誕生します。二つが結びついた背景には、同時代を生きた山本と加賀との運命的なつながりがありました。
 さまざまな人々の出会いと交友、新しい価値観との出会い、これら出会いの糸が、時代を紡ぎだしていきました。革新の気にみちた時代のもとに生まれた出会いと発見がアサヒビール大山崎山荘美術館でひとつになり、いま、さらに次のステップに進みます。  

イベント情報

日時
2012年6月6日(水)~ 2012年10月14日(日)
10:00~17:00(最終入館は16:30まで)
月曜日休み(祝日の場合火曜日休み)
場所
[その他]
アサヒビール大山崎山荘美術館
〒618-0071 京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3

http://www.asahibeer-oyamazaki.com/annai/access.html

料金
一般900円(800) 大高生500円(400) 小中生無料
()は団体(20名以上)金額
障害者手帳をお持ちの方:300円
URL
http://haps-kyoto.com/events/asahi-beauty/
問合せ先
075-957-3123
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。