現代風景画の指標 麻田鷹司 展

ジャンル
  • 美術
形 態
  • 展覧会
麻田鷹司(本名 麻田昂)は1928年、日本画家の麻田辨自の長男として京都に生まれます。幼い頃から芸術に触れて育った麻田は、京都市立美術工芸学校(現・京都市立銅駝美術工芸高等学校)、京都市立美術専門学校(現・京都市立芸術大学)に進学し日本画を学びます。33歳で京都から東京に居を移し、その後は東京を拠点に、日本の名所旧跡を描いた作品を発表し続けます。
 「対象の風景との間には一期一会の対決のひとときがある。或る風景が私の風景となるかならないか。心が通い合えると感じたとき、ただ眼の前の景色にすぎなかった存在が私を釘付けにし、私の風景となる。」と語っていた麻田は、風景の奥にある日本人の自然観や美意識、宗教観、また自然の持つ普遍的な美しさを、作品制作を通して再確認していたのではないでしょうか。
 自身の故郷である京都を愛し、58歳の若さで亡くなるまで、精力的に洛中洛外の風景も描き続けました。
 本展では、日本三景の屏風をはじめ、スケッチを含む作品約40点を展覧いたします。

イベント情報

日時
2018年7月1日(日)~ 2018年8月19日(日)
10 : 00 ~ 18 : 00 ( 入館は17 : 30まで )
月曜休館 (但し7/16は開館)
場所
[東山区]
何必館・京都現代美術館
京都市東山区衹園町北側271

京阪衹園四条駅下車徒歩3分、阪急河原町駅下車徒歩5分、JR京都駅より市バス衹園下車徒歩2分
料金
一般1,000円 / 学生800円
URL
http://www.kahitsukan.or.jp/
問合せ先
075-525-1311
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。