MAYA MAXX(マヤマックス)は、27歳から独学で絵を描き始め、美術館、ギャラリーでの展示にとどまらず、本の装丁画やCDのデザイン、絵本、ライブペインティングなど美術の枠を越え、多方面で精力的に活動を続けています。その自由闊達な表現や小気味良いキャラクターは、若い世代を中心に多くの人々に支持を得ています。
彼女の制作の軌跡を10年に渡って紹介するこの展覧会シリーズも、今年で5年目を迎えます。
今回は人間が生きてゆく上で普遍的なテーマの一つである「神、佛たち」を題材に、MAYA MAXXが縦横無尽にその世界観をキャンバスに描き出します。今、この時代にあえてこのテーマに挑む必然性を感じたというMAYA MAXXの想いは、「全てのものに神が宿る」という、身近であるがゆえに忘れがちなことを私たちに考えさせてくれます。
本展では、神道の国作りの連作や、聖フランチェスコとサンタ・キアラを描いた六曲一双の金屏風など、新作約80点を展覧いたします。この機会に是非ご高覧下さい。
館長 梶川 芳友
● サイン会
7月15日(日) / 8月12日(日) 午後2時
● ライブペインティング
7月22日(日) 午後2時