KUNST ARZT では、菊池和晃とにしなつみによるアーティスト・ユニットの初個展を開催します。
菊池和晃+にしなつみは、美術史の中で表現されてきた男と女による“愛のカタチ”を、時にはラジカルにパフォーマンスとして、時にはユーモラスに再演するアーティスト・ユニットです。
2014年のマリーナ・アブラモヴィッチ+ウライによる70年代の代表的な3作品の再演(映像作品として、パフォーマンスとして)は美術史への批評に留まらず、改めて身体表現のスゴさと可能性を見せつけてくれました(実際に、にしなつみは「吸入/排出」にて気絶している)。
本展では、ブランクーシ、クリムト、マグリットの“KISS”モチーフ作品を引用し、彼ら流に料理してくれます。ご注目ください。(KUNST ARZT 岡本光博)
内容:
コンスタンティン・ブランクーシ、グスタフ・クリムト、ルネ・マグリット。これらの著名な作家の作品のうち、私たちがピックアップした3つの愛の作品に成る事で、恋人という、変わらぬ愛の表象と、その裏側で確かに変容する私たちの生を考察する。