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小倉寧巳 個展 「SCPAERCCIAMSESN」
ジャンル
美術
形 態
展覧会
KUNST ARZT では、小倉寧巳の個展を開催します。
小倉寧巳は、生物/死骸を素材やモチーフに使用し、アニミズム的な感覚を覚醒させてくれるアーティストです(*)。
「絵画(小虫)<2012>」の連作では、拾った虫がガラスに貼り付けられており、蛍光灯内に入り込む小虫や夜道で車のフロントガラスに衝突する小虫達の、「標本」とはまた違った「死」が表現されています。まさに、本展のタイトルである「標本/SPACIMEN」と「死骸/CARCASS」が混ざり合った状態の美術表現です。ただ、2次元であるはずのポロック的な抽象絵画キャンバスそのものが、木枠にかろうじて貼り付いているものの、完全にカエルの形態と“皮膚”になっている作品「21C某日<2013>」のように、権威ある抽象表現絵画、いや美術表現そのものへの懐疑も多分に含まれています。
本展では、彼女自身の血で描いたペインティングがメインになる構想です。ご注目頂ければ幸いです。(KUNSTARZT 岡本光博)
イベント情報
日時
2014年12月9日(火)~ 2014年12月14日(日)
場所
[東山区]
KUNST ARZT
料金
無料
問合せ先
kunstarzt@gmail.com
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。
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