京都出身で世界的に活躍する現代美術家、小谷元彦による個展。
京都の中心部で生まれ育ち、今や世界的に活躍する現代美術家・小谷元彦による個展を開催します。映像作品や巨大インスタレーションを駆使しながらも、立体の制作を通して彫刻の問題を問い続けてきた小谷は今回、彫刻における「欠落」と人体の関係を軸として、そこに彫刻のイコンや運動の問題を重ね合わせた新作を発表します。東京芸術大学入学で京都を
離れてほぼ四半世紀、琳派400年を機に再び京都に対峙する小谷がもたらす衝撃にご期待ください。
展覧会会期中には以下の関連企画も予定しています。
こちらもぜひお越しください。
トーク|小谷元彦×椹木野衣(美術批評家)
日時:11月22日(土)14:00-16:00
会場:京都芸術センター フリースペース
※入場無料・事前申込不要
[小谷元彦]
1972年京都府生まれ、東京在住。東京芸術大学美術学部彫刻科卒業。同大学院修了。個展に「Phantom-Limb」(97年、P-HOUSE、東京)、「Modification」(04年、KPOキリンプラザ大阪、大阪)、 「ERECTRO」(04年、山本現代、東京)、「SP2”New Born”」(07年、山本現代、東京)、「SP4 "the specter" in modern sculpture」(09年、山本現代、東京)、「Hollow」 (09年、メゾンエルメス、東京)、「幽体の知覚」(10年、森美術館、東京以後3カ所巡回)、「Time Tomb」(13年、フォトグラフィスカ、ストックホルム)など。 国内外のグループ展やビエンナーレなどの国際展も多数参加。03年にはヴェネチア・ビエンナーレに日本代表作家として参加。
協力:山本現代