ULTRA AWARD 2014 Exhibition —渇いているのは誰だ?—

ジャンル
  • 美術
形 態
  • 展覧会
この度、京都・河原町三条のARTZONEでは京都造形芸術大学・ウルトラファクトリー主催による、「ULTRA AWARD 2014 Exhibition−渇いているのは誰だ?−」を開催します。
「ULTRA AWARD」とは、京都造形大学学内生および卒業生(卒業2年以内)を対象とした次代を担う新たな才能の発掘と育成、世界で活躍できるウルトラアーティストの輩出を目的としたコンペティションです。
10月には、7月から約3ヶ月の制作期間を経て完成する、アワード選抜者5名の最新作品が京都・三条ARTZONEにて披露されます。10月26日(日)に行われる公開審査会では、本アワードの最優秀賞も決定致します。次代の若きULTRAアーティスト誕生の瞬間をどうぞお見逃しなく!

—渇いているのは誰だ?— とは
それは、誰のところにも、突然やってくる。日常の中の些細な疑問と少しの未知を知りたい、聞きたい、見たい、わかりたいという衝動。伝えたい、共感したいという欲望。満たされたいと願う“渇き”。
ULTRA AWARD 2014では、5名の作家の“渇き”が作品となって、私たちの日常に姿を表している。
めまい二襲われた際におこる身体と空間知覚のズレを手掛かりに、私たちの意識と身体の繋がりを再認識する場を提示する田辺真弓。目で「みる」こと、脳で「みえる」ことの差異を追求する菊池のえる。母国の現状を強烈な風刺精神で見せつける張瀚元。死と忘却を恐れるがゆえに記憶に固執し、日常の記憶としての作品を展開する平松実紗。ケモノへの変身願望から、ケモノになるための「第二の母」を生み出すことを試みる堀本達矢。
彼らの作品は、非日常の産物のようだ。しかし出発点は、いずれも彼らが日常生活やありふれた経験で得た疑問と未知、それを追い求めたいという衝動である。それは私たちにも、突然やってくるものなのだ。
衝動が作品となったとき、彼らの“渇き”は満たされたのだろうか?
5つの異なる欲望を目の前にしたとき、私たちも己の“渇き”に気づくのかもしれない。
さて、この展覧会において本当に渇いているのは誰だ?

藤本悠里子
(芸術表現・アートプロデュース学科2回生)

イベント情報

日時
2014年10月11日(土)~ 2014年11月3日(月)
平日 13:00〜20:00 / 土日祝 12:30〜20:00
場所
[中京区]
ARTZONE
〒604-8031 京都市中京区河原町三条下る一筋目東入る大黒町44 VOXビル1・2階

料金
無料
URL
http://ultraaward2014.tumblr.com/
問合せ先
075-212-9676
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。