KUNST ARZT では、昨年に引き続き、崎川真璃絵の個展を開催します。
崎川真璃絵は、まるで絵本のように、シンプルでかわいらしいカタチのちょっとした動きから、豊かなイメージを生み出すアーティストです。
日常の中にある何気ないユーモラスな動きに着目し、スポンジや木といったどこにでもある素材をシンボリックなカタチに加工し、それらに動きを与えること(鑑賞者参加型、映像)を通して、アーティストの着目点に鑑賞者を導き、さらにはアーティストが内包するシニカルに社会を見る視点を感じさせてくれます。
本展では、昨年から展開中の「バネとモノの関係」において、これまでの木材に限らず、多様な素材を取り込む予定です。ご注目頂ければ幸いです。(Kunst Arzt 岡本光博)