【出演】
香取由夏(ピアノ )
【曲目】
ベートーヴェン/幻想曲ト短調op.77
ブラームス/6つのピアノ曲op.118
シューベルト/さすらい人幻想曲ハ長調D.760
ラヴェル/クープランの墓 他
【プロフィール】
香取 由夏 Yuka Katori ピアノ
1978年箕面市出身。4歳から母親の手ほどきを受けピアノを始める。大阪府立北野高校在学中に故園田高弘氏の指導を受け始め、音楽の道を志す。京都市立芸術大学・大学院終了後、2003年に渡欧。2008年ウィーン国立音楽大学を首席で卒業。在学中は同大学より、その年の最も優秀な生徒に与えられるゴンダ・ヴァイナー奨学金、野村国際文化財団よりベートーヴェンの研究のための助成金を授与される。また、カルル・フィルチュ国際コンクール第2位、ヨーゼフ・ディヒラーコンクール第1位、ベーゼンドルファー国際コンクール特別賞、ポルト市国際コンクールディプロム賞を受賞する。これまでに欧州文化中心都市2009リンツ、ウィーン楽友協会、ウィーンコンチェルトハウス、ブルックナーハウスをはじめオーストリア各地で演奏会を行う。その他、イギリスのケンブリッジ 大学では2度の招待を受けリサイタル、ドイツ、スウェーデン、ルーマニアでもソロ、室内楽、歌曲伴奏の演奏活動を行っている。2013年は東日本大震災におけるオーストリアの寄付に対する感謝のための演奏会シリーズで、マリアエンツァースドルフ、コンチェルトハウスで演奏、また在オーストリア日本大使公邸にてバイオリニスト瀧村依里氏と演奏会を行う。6月にはソリストとしてモーツアルテウム管弦楽団、ブルックナー交響楽団の管楽アンサンブルOctogonとモーツアルトピアノ協奏曲第22番を共演し絶賛される。2011-2012年、ニーダーオーストリア州立Wagram音楽学校で後進の指導を行う。2012-2013年、ウィーン国立音楽大学打楽器科ピアニスト助手を勤める。2014年、シュテファン・アーノルド氏のアシスタントを務め、演奏活動に専念する。今後、クロスターノイブルク・アウグスティーナザール、シューベルト教会、フンヤーディ城でのソロリサイタルが予定されている。これまでに木並幸子、樋上由紀、上野真、シュテファン・アーノルドの各氏に師事。
(公財)青山財団助成公演
※未就学児入館不可