ときを奏でる「箏唄」と「植物文様」

ジャンル
  • 音楽
形 態
  • 公演
植物の電位変化がメロディックなパターンとして写し取られた藤枝守の《植物文様》という音楽。その《植物文様》シリーズから「箏組曲」と「箏歌」を基調に、古事記のなかに歌われている最古の琴歌《茲都歌》や平家物語の一節がもとになった《想夫恋》などの古曲が織り込まれていきます。「コト」と「ウタ」の源流に現在が呼応しながら、「とき」が奏でられていきます。

【演奏】中川佳代子、丸田美紀(唄、和琴、箏、)
【進行】藤枝守(作曲)
【曲目】箏組曲:植物文様
    箏歌:はじまりのはは~小泉八雲に基づく(テキスト:今福龍太)
    歌づけ般若心経~伊藤比呂美新訳「般若心経」
    光のどけき春の野辺~原作『蝶々夫人』から
                            (以上・藤枝守作曲)
  茲都歌/歌返 ~陽明文庫「琴歌譜」より、和琴(わごん)と歌による再現
  想夫恋(そうふれん)~平安末期古楽譜の再現
  増田真結作曲~枯野

*和琴(わごん)・・・、日本でよく知られている「箏」は大陸からの渡来楽器が基になっていますが、「和琴」は雅楽の国風歌舞でもちいられる日本固有の弦楽器で、日本最古の楽器。今回は資料をもとに復元された楽器を使用。

<主催>モノフォニーコンソート京都
<共催>京都芸術センター
<後援>沢井箏曲院、京都三曲協会、(公財)京都市芸術文化協会

イベント情報

日時
2013年11月12日(火)
19:00開演(18:30開場)
場所
[中京区]
京都芸術センター「講堂」
京都市中京区室町蛸薬師下る山伏町546-2

地下鉄烏丸線「四条駅」阪急京都線「烏丸駅」22番24番出口より徒歩5分
料金
前売り:2000円
当日:2500円
チケット/申し込み
kayoko_kotokoto@ybb.ne.jp
℡&fax (075)394-5012   中川まで。
*京都芸術センター窓口(10:00~20:00)でも販売。
主催
モノフォニーコンソート京都
問合せ先
kayoko_kotokoto@ybb.ne.jp
℡&fax (075)394-5012   中川まで。
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。