ロラ・アリアス『憂鬱とデモ』

ジャンル
  • 演劇
形 態
  • 公演
実の母親に見出すアルゼンチン年代記。
劇作家で女優、ミュージシャンでもあるオールラウンダーが待望の来日

劇作家、演出家、女優、ミュージシャン…とマルチな才能を発揮して活躍するアルゼンチンのアーティスト、ロラ・アリアス。昨年、アルゼンチンが誇る作曲家のウリセス・コンティと発表したアルバムでは、音響〜ポストロック〜ポエトリーリーディングを自在に行き来して、奔放な資質が顕在化した。

一方、舞台作品は、ベルリンのイン・トランジット、リスボンのアルカンタラ・フェスティバル、アヴィニヨン演劇祭といった、ヨーロッパの主要な演劇祭、劇場で上演されてきた。昨年、ウィーンで初演された『憂鬱とデモ』(原題:Melancolia y Manifestaciones)はロラ自身の母親の手記をベースにした作品である。

ロラが生まれた1976年は、クーデターによって軍事独裁政権が生まれ、アルゼンチンの暗黒時代のはじまりとなった年。それは、進歩的な大学教授だったロラの母親にとっても、鬱々とした日々の始まりだった。激動の社会状況と身近でパーソナルな事態が重なりあう地平で、ロラは何度も母親に問いかける。「私を生んだせいなのか? 政治状況のせいなのか?」。

母と娘、国家と個人、歴史と空想、憂鬱とデモ。過酷な政治的現実が、詩的に、ときにユーモラスに、心揺さぶる表現へと変奏される。

イベント情報

日時
2013年10月25日(金)~ 2013年10月27日(日)
10月 25日 (金) 20:00-
26日 (土) 17:00-
27日 (日) 17:00-
※受付開始→開演の60分前
※開場→開演の10分前
場所
[中京区]
京都芸術センター 講堂
〒604-8156
京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2

地下鉄烏丸線「四条駅」、阪急京都線「烏丸駅」下車、22・24番出口より徒歩5分
料金
一般 前売 ¥3,500/当日 ¥4,000
ユース・学生 前売 ¥3,000/当日 ¥3,500
シニア 前売 ¥3,000/当日 ¥3,500
高校生以下 前売 ¥1,000/当日 ¥1,000

※ユースは25歳以下、シニアは65歳以上
※全席自由
URL
http://kyoto-ex.jp/program/lola_arias/
チケット/申し込み
2013年8月2日(金)11:00より前売り開始
主催
KYOTO EXPERIMENT 京都国際舞台芸術祭 2013
問合せ先
KYOTO EXPERIMENT事務局(平日 11:00-19:00)
〒604-8156 京都市中京区室町通蛸薬師下る山伏山町546-2 京都芸術センター内
Tel 075-213-5839 Fax 075-213-5849
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。