Lost and Gained Layers.

ジャンル
  • 美術
形 態
  • 展覧会
レイマ・ネヴァライネンはフィンランド出身の画家で2011年の秋より京都に滞在しています。彼は滞在中に365の絵からなるドローイングシリーズ作品と多くの写真作品を製作しました。これらの作品は、ある芸術家の未知なる世界での旅日記であるとも言えるかもしれません。人間の姿、建造物、風景や自然をモチーフにした彼の絵は、人体はまるで一挙一動ごとに変形する空間であり、風景は大地に横たわりその空間に手を差し伸べている姿であるような世界を描き出しています。

ネヴァライネンは作品の中に、自らのドローイングを含め、土やメディウムなど多様な素材をを用いています。コラージュやデコラージュによって層を重ねたり剥がしたりすることで創造と破壊を繰り返し、構成されています。そのプロセスの痕跡や荒々しい絵筆のタッチによって、飾り気の無いありのままの世界を描いています。

■作家コメント
写真が光によって形を与えられているとするならば、絵は影によってその姿を現す。それは、人の意志が想像を通して闇に形を与えるように。意志は影の中の光であり、隠されたり抑圧されたものに顔を与えるものであると言える。

イベント情報

日時
2013年7月17日(水)~ 2013年7月29日(月)
12:00~19:00
最終日のみ17:00迄
毎週火曜日休み
場所
[左京区]
Gallery Ort Project
京都市左京区岡崎西天王町 84 1F

京都市バス 201 202 206系統 「東山二条」
32 46系統「京都会館美術館前」より徒歩3分
地下鉄「東山」駅より徒歩15分
京阪「神宮丸太町」駅より徒歩20分
料金
無料
URL
www.gallery-ort.info
問合せ先
contact@gallery-ort.info
※内容は変更になる場合があります。詳細は各イベント主催者にお問い合わせください。
※チケットや申込みが必要なものは、売り切れあるいは定員に達している場合があります。ご了承ください。