C.T.T.は「Contemporary Theater Training」の略で、現代演劇の訓練の意味です。
ワーク・イン・プログレス、つまり試演会の場を提供しています。
1995年にスタートして、これまでにのべ300団体以上が上演会に参加してきました。
今回の上演会には演劇の2団体が参加しています。
<参加団体>
団体名:前田愛美
作品タイトル:『対人関係について』[演劇]
作・演出名:前田愛美
出演者名:前田愛美、ほか
作品コメント:私は前田愛美です。京都のtabula=rasaという劇団で演劇をしていました。今はその劇団はありません。
上演目的:感覚が分散するー自分の感覚を追っていこうと思う。そして最終的にこうなるという意味で、対人関係についての習作を発表したい。私にとって重要なものが、他人にとってはどうなんだろう。ただそれだけをみたい。
団体名:アルカリ
作品タイトル:『思いやりメロンパン』[演劇]
構成:高橋太樹
出演者名:岩崎果林 高橋太樹 多田勘太
作品コメント:「劇研アクターズラボ」+「ルドルフ」(筒井加寿子・主宰)企画『絶対、大丈夫か』第1期参加メンバーから構成。うち2人(岩崎、多田)は第2期にも続けて参加。
第1期の公演後、もっと演劇と関わっていたいととりあえず集まったことが発端。
どのメンバーも演劇に触れ始めて1年と数か月程。ユニット名、命名は多田勘太。
上演目的:とにかく演劇がしたい、ということが理由です。なにぶん半人前ばかりなものであまり難しいことを考えることはできません。ですが、CTTという本番を前提とした稽古の中で共同して物語を一から作っていく、その作業の中で、自分たちにとって演劇をすることとはどういうことなのか、人に何かを伝えるとはどういうことなのかを考えていきたいと思っています。