KUNST ARZT では、昨年に引き続き、長野美里の個展を開催します。
長野美里は、独自のユーモラスな視点で、あらゆる文化・風習にメスを入れるアーティストです。本展は、「ポイ捨て」がメインテーマです。
モノが落とされた場所、時間、形状、置き方といった記録をもとに、モノを落とした人物の心理や行動理由について、独自の分析と想像を通して作品化していきます。
見えない脅威にさらされる現代、誰のモノか分からない痕跡の考察は、リアルに突き刺さることでしょう。
雑誌編集者の視点を併せ持つ、このアーティストならではのアートです。ご注目ください。(KUNST ARZT 岡本光博)
*本展よりアーティスト名義がピエールナガノから長野美里になります。