Daniel Kelly SOMETHING FISHY…Free Form oil paintings celebrating 70 years of childhood 　ダニエルケリー絵画展

　ダニエル氏はこれまで日本で暮らす中で得たインスピレーションを、絵画の平面性にとらわれない独自の手法で描きだしてきました。それらの作品は世界中のファンを魅了し、大英博物館やニューヨーク近代美術館など多くの美術館に収蔵されています。
　今展覧会中に誕生日を迎えるダニエル氏は「70歳を迎えても、子どものようにあり続けたい」として、今展を企画。人生の半分以上を過ごした京都を描く作品や、自身の代表的モチーフである鯉を“7fish2017”というテーマのもと7点の大作を制作されました。湾曲したキャンバスに浮かぶそれぞれの鯉は、見る角度によって違った印象を与えます。また、今回の個展を記念してモチーフの鯉を使用した手ぬぐいと、代表作である版画“Butter cups”のTシャツも販売致します。
　この機会に是非ご高覧いただきたくご案内申し上げます。

＜ダニエル・ケリー Daniel Kelly　経歴＞
1947年アメリカのアイダホ州で生まれる。サンフランシスコにて美術を学んだ際、徳力富吉郎の木版画テキストに触れ日本行きを決心。1978年に京都に移住。日米を中心に多数の展覧会を開き、作品は世界の主要美術館に収蔵されている。身近にあるものをモチーフとする場合が多いが、それらが持つ歴史や情緒にとらわれず、純粋に視覚的に受け止めて描くスタイルを持つ。周囲の人々に関心を持ち、自分を取り巻く事象を常に追っている。